闇金は取り立てのときヤクザを使う?暴力団との関係

急ぎのお金が必要になってしまった。闇金は怖そうだけれども、少ない金額ですぐに返せば大丈夫なのではないか?そう思っている方もいるのではないでしょうか。闇金は不当な金利を上乗せして、暴言を吐き執拗に取り立ててきます。強く威圧され続けると怖くなってしまい、つい相手の要望に答えてしまいがちになります。ですが闇金は本当にヤクザを使って取り立てているのでしょうか。暴力団とはどのような関係があるのでしょうか。

闇金をやっているのはヤクザなの?

闇金でお金を借りてしまった場合、不当な金利を上乗せした取り立てが始まります。むしろ闇金業者にしてみたら、それこそが本当の目的なのです。様々な理由をつけては支払いを要求してきます。先に述べましたように、強く威圧され続けると、相手の要望に応えてしまいがちになります。そのように暴力的な対応をしてくる闇金業者はヤクザが経営しているのでしょうか。主なパターンは3つあります。1つ目はヤクザが経営している。2つ目はヤクザがバックについた一般人が経営している。そして3つ目は一般人のみが経営している。になります。必ずしもヤクザが関わっているとは限りませんが、一般人が経営している闇金の方が悪質な取り立てをしてくるとも言われていますので、どちらにしても大丈夫ということはありません。

闇金と暴力団の関係

闇金の主なパターンは3つあると述べましたが、特に多いのは2つ目の「ヤクザがバックについた一般人が経営している。」パターンです。この一般人が経営している闇金は、暴力団に対して「みかじめ料」というものを支払っています。暴力団は自身の縄張りの範囲内で資金調達をしています。例えば縄張り内での風俗の営業を認めてやるかわりに、用心棒の役割をしてやるという用心棒代などがあります。他にはショバ代、挨拶料、守料など様々な名目があり、この要求に応じた一般人に対して月々の支払をさせていて、それらは暴力団の資金源となっています。そして何かトラブルがあった場合に、みかじめ料を支払っている一般人が暴力団組織にその解決を頼むわけです。

闇金からお金を借りさせる手口

闇金業者には、あたかも正規の金融機関のようにホームページで装っている場合があります。また、たとえ闇金であっても、ソフトな闇金であることを宣伝し、利用者が警戒することなく、安易な気持ちで簡単に借りられるような雰囲気作りをして集客を狙っています。更に最近ではTwitterで個人融資を装おうことが手口の1つとなっています。しかし通常のカード会社とは全く違うことを知るのは、借りた後の取り立てが始まってからです。その時に「失敗した。やはり借りなければよかった。」と思っても遅いのです。執拗な取り立ては始まるのです。

 

闇金はどのような取り立てをしてくるのか

闇金の目的は、借主にお金を支払わせることです。しかし、そもそも闇金は違法業者であるため、元本すら支払う必要はないのです。ですがお金を支払わないと、闇金からの容赦ない取り立てが始まります。

借主自身の携帯に何度も取り立ての電話をしてくるのは勿論ですが、借主が自身の勤め先を教えていた場合は、闇金は会社にも取り立ての電話をしてきます。電話口に出た最初の職場の人に、借主に電話を取り次ぐように言ってくるでしょう。そして借主が電話口に出た途端、強い口調での取り立てが始まります。それは借主がお金を支払うまで、何度も繰り返されます。急に1日に何度も借主あてに電話が入るようになりますので、職場の人達も不審に思い始めることでしょう。そのうち会社の他の職員に対しても暴言を吐くようになります。支払いをさせるために、嫌がらせを続けてくるのです。

警察に相談しても解決しない場合が多い

毎日の容赦ない闇金からの取り立てを何とか解決したいと思っても、支払うお金はもう無い、追いつめられて警察に相談する方も少なくはありません。警察に行けば全てが解決すると思われるかもしれませんが、警察に相談した場合、闇金に対して警告の電話をしてくれることもありますが、それでも闇金が嫌がらせを辞めないことは決して珍しくはありません。

また警察が取り立ての現場に来たとしても、暴言、暴力がその場では認められず証拠が無い場合、闇金業者が「こいつが金を払わないんです。」と言えば「借りたものは返しなさい。」と言われてしまいかねません。民事不介入というものです。更に警察が闇金に警告の電話をしてくれるのはまだ良い方で、動いてくれない場合も普通に多いのです。

他に闇金に関する相談にのってくれる機関もありますが、最終的には警察や弁護士に相談するように促されます。

 

なるべく早く確実に解決するためには

「闇金に手を出してまったことを家族や職場に知られたくない。」そう思われる方は多いことでしょう。なるべく早く確実に解決するためには、闇金に強い専用の弁護士や司法書士がいる「ウイズユー司法書士事務所」や「Duelパートナー法律事務所」などに相談すると良いでしょう。

費用は5万円程度かかりますが、分割払いにも応じてくれます。また、嫌がらせの停止や解決以外にも「家族に知られたくない。」といった借主の心配事にも協力的です。

闇金業者に対してお金を支払う義務は全くありません。ですが暴力的で執拗な取り立てに、個人の人が対応することはとても困難なことであり、長期化する場合もあります。早く解決するためには専用の知識や経験のある弁護士事務所や司法書士に相談することが一番良い選択と言えます。

 

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